6.先祖供養
私たちの先祖の中には幽界でミソギをしている者も大勢いるので、子孫である私たちが仏壇で先祖を供養しなければならない。ただし、線香やお経は不要である。幽界では食事ができないので、子孫から仏壇で食事を受けることになっている。
仏壇の意義は、
- 幽界の先祖霊が食事供養を受ける
- 先祖霊が子孫を見る
- 霊の世界が存在することを常に私たちの心に留めさせる
ことにある。
しかし、仏壇や位牌が正しくないと先祖が仏壇に来ても食事ができず非常に苦しむ。そのため子孫の肉体に憑依したりその他の方法で戒告してくるのである。子孫に分かってもらい、正しく供養をしてもらいたいからである。仏壇は礼拝の場ではない。先祖霊が実際に来る家屋である。だから、仏壇は宗教に関係なく全人類が一家に1つは必要である。
このように仏壇は先祖霊と子孫が直接向かい合う場所なので、当教団ではこれを「祖霊壇(それいだん)」と呼んでいる。